と言っても、イギリスで自分が全て自由にできる銀行口座が持てるのは18歳から。2歳の娘は親の銀行口座の中に専用のfuture saving accountという、将来に向けて貯蓄するための口座を設けることしかできません。金利は現在HSBC銀行だと年率0.25%です。これは市況に応じ変動します。7歳になると、本人専用の口座を開設でき、そこにお金を全額移せます。ただ、お金の出し入れは親の管理下で行われます。そして、18歳になると完全に本人の銀行口座として親から子供に譲渡でき、本人が自由に管理できるようになります。

イギリスでは子供が時々お年玉のようなものをもらったり、遠隔地にいる人が「何か好きなものを買って」と現金で贈り物をするケースがあったり、親が子供の将来のために毎月お金を積み立てたりということがあるので、その目的でこういった銀行口座は利用されています。

イギリスでは、年間3000ポンドまでの贈与は税金がかからないので、経済的に余裕のある人は早いうちから子供に資産を贈与しはじめていく人もいます。

話は少し脱線しますが、因みにイギリスでは、イギリスの居住者である親から子供に資産を生前贈与する場合、いくら贈与しても、贈与してから7年以内に亡くならなければ無税です。私の地元に住む代々お金持ちの人達が繁栄し続けている謎が解けました。私の身近な人でも、そうやって子供たちに殆どの資産を贈与して、「後6週間で7年になる!」と喜んでいる友人がいました^_^ 4年過ぎると税率が少しずつ下がって、7年でゼロになるという仕組みらしいので、4年を超えることがfirst stepのようです。

話を銀行口座に戻します。親が子供達に積み立てたお金を子供達が18歳になった時にどう使うかは人それぞれのようです。私の友人の子供達は、見聞を広げるため海外旅行に出たいということになり、全額その軍資金に充てたそうです。やっぱりこちらの人達は若くても思い切りがいいですね。私だったら親が18年間貯めてくれたお金を一気に使うのは気が引けちゃうかなー?しばらく貯金しておこうとか、半分だけ使おうとか、色々考えてしまうかも^_^

おやっ?でも待てよ。結局誰が一番得してるのか?

銀行じゃないですか?だって、親から引き継いだ口座を普通そのまま使いますよね?小さいうちから囲い込む作戦と見た!恐るべし!

因みにこの手続きは、HSBC銀行の場合はオンラインではできず、支店に出向く必要あります。出生証明書と免許証の提示を求められました。手続きそのものは凄く簡単でしたが、手続きの間、スタッフのお姉さんはずっと話していました。まもなく彼氏とフロリダとラスベガスに旅行するので楽しみだとか(彼氏の名はピーターだそうです)、二人目の子供は考えてるの?って質問されたりとか^_^ 私はこれ位ゆるい接客が好きですが、これ日本の銀行だと三球三振アウトーッ!ですよね😊 お国柄です。

写真が一枚だけだと寂しいので、最後にてんとう虫をどうぞ。

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